夏の終わりを迎え、天候不順な日々となっておりますが
皆様おげんきでしょうか?
今回は、よく質問をいただく親しらずについてお話ししたいと思います。
親知らずとは、正式名称 第3大臼歯といいます。
現代では退化傾向にあって約半数ほどの人が保有しないため
永久歯総数28本には親知らずは含まれておりません。
よって余分な歯ととらえられている方も多く、生え方も様々です。
歯茎の中にもぐっていたり、斜めに生えていたり、まっすぐと生えて
噛む機能をしっかり果たしている場合もあります。
親知らずを保有していると、その方のあごの大きさによってトラブルを
起こすケースがあるのです。
皆様はご自分のお口の中に親知らずが何本生えているかご存知ですか?
4本ともきれいに生えていて親知らずだと気づいていない方もいらっしゃいます。
その中でも抜いたほうがいい場合の基準について簡単にご紹介いたします。
①むし歯が進行している場合
②周りの歯肉の腫れや痛みを繰り返している場合
③手前の歯がむし歯や歯周病になっている場合
④歯ブラシが届かず、汚れが取り切れない場合。
などがあります。
もちろん真っすぐに生えていてしっかり咬んでいる場合は抜く必要はありません。
個人差がありますのでレントゲンをお撮りするなどして、診察の上診断いたします。
お気軽にご相談ください。
歯科医師 相場奈緒美
9月の診療予定
日曜日、祝日は休診日です。
9月19日(木)、26日(木)は、終日診療いたします。
長い梅雨も明け、やっと夏本番を迎えております。
暑い夏 体調に留意して、元気にお過ごしくださいね。
皆様 「オーラルフレイル」という言葉をご存知ですか?
オーラル ⇒口腔(口の中)
フレイル ⇒高齢になって筋肉や体力が衰えたり、病気と健康の中間的な段階を示しており、
frailty(フレイルティ)という「もろさ)(虚弱)を意味する英語の語源からきている言葉
緊張や興奮による一時的な口の乾きは誰しもが経験することですが、加齢によって口周りの筋肉の
低下を起こし、唾液が出にくくなって口の渇きを感じる場合があります。
他の原因として緊張やストレスの多い日常生活やアルコールの飲みすぎ、
薬の副作用、疾患(糖尿病、脳卒中、シーグレンス症候群、更年期障害など)
があげられるようですが、今回は加齢によって起こる口の渇きに注目してみます。
このようなことは思い当たりませんか?
・硬いものが食べにくくなった。
・入れ歯がこすれて痛む
・飲み込みにくい、またはむせる
・口が乾いてしゃべりにくい
上記 3項目以上あるとオーラルフレイル要注意です。
そこで、今回はその対策お勧めのトレーニングをご紹介いたします。
★口の周りの筋肉を強化させる方法
①「あ」の発音のようにゆっくり口を大きく開ける。
「イ」の発音のように口の両端に力を入れて舌を上顎に押し付けるように
しっかり口を閉じるを繰り返し行う。
②舌のストレッチ
口を大きく開けて舌をできるだけ外に突き出す。
上唇を舌先で触る。
左右の口角をした先で触る。
③唾液腺の分泌を良くするマッサージ
耳下腺(耳の前、上の奥歯のあたり)に中指を中心に当て奥から前に
むかって優しくくるくるとマッサージ
顎下腺(あごの骨の柔らかい部分)親指で優しく押してマッサージ
舌下腺(あごの先の内側、下の付け根)親指で優しく押すマッサージ
噛む力や飲み込む力を維持すると、滑舌の改善や表情が豊かになる効果が期待できます。
唾液腺を押すとじわーっと唾液がでてきませんか?少しずつ続けてみてください。
何か不安や心配になることがございましたら遠慮なくご相談ください。
アシスタント 田原いずみ
8月の診療予定
8月15日木曜日 一日診療いたします。
8月18日~22日 夏休み休診とさせていただきます。
本格的な梅雨のシーズンを迎えております。
すっきりしない梅雨空が続きますが、皆様体調にはお気を付けください。
今回は咀嚼と全身の健康維持の関わりについてお話ししたいと思います。
咀嚼とはよく噛んで味わうことを言いますが、昔ながらに『よく噛んで食べなさい』
と言われて育った方も多いかと思います。
この『よく噛む』ということは、実は全身の健康にも大切なことなのです。
よく噛むことの効用
①むし歯、歯周病予防につながります。
咀嚼によって唾液の分泌がよくなり、唾液に含まれる免疫物質が細菌を減少させるため
口腔内の清潔が保たれるのです。
②脳を刺激し活性化させます。
噛む作業により頭部の骨や筋肉が働き、血液の循環がよくなることで
脳神経が刺激され、脳の働きが活発になるのです。
③ストレス解消と肥満防止にもなります。
早食いをせず時間をかけて食事することにより満腹感が得られ
食べすぎによる肥満防止の効果もあります。
④強い顎を作ることにつながります。
硬いものをよく噛んで食べると上下のあごの骨や顔の筋肉が発達し
丈夫なあごを作ります。顎が十分に発達していないと歯並びが悪くなり
運動能力が低下するなど、いろいろ健康を害する問題が生じるのです。
よく噛む習慣は、発達期に身につけていかないと、永久歯が生えるスペースをなくし
歯並びが悪くなったり、咬合異常になりがちです
そうならないためにも強くしっかりした顎を作る必要があります。
よく噛むことが必要なのはお年寄りも同じです。
自分の口に合う義歯を装着により、よく噛める食事をすることが、
認知症を防ぐといわれています。
このように健康の維持に噛むことは大きな関わりがありますし、
健康な歯が健康な身体を作るのです。
かみ合わせが悪いなと感じたり、入れ歯が合わなくなってきたなと感じたら、
ご相談ください。常に口腔ケアを心がけていただけたらと思います。
アシスタント 吉岡 晴子
7月の診療予定
7月18日(木) 終日診療いたします。
日曜、祝日、そのほかの木曜は休診日です。
6月9日 日曜日 中原市民館にてお口の健康フェアが盛大に行われました。
川崎市民対象で『お口の健康に努力されている方の表彰』が行われ、
日常のお口の健康への取り組みが評価され
当院より4組の患者様が、川崎市長、川崎市歯科医師会会長より
表彰を受けました。
受賞者は下記のとおりです。
高齢者良い歯のコンクール
80歳代部門 最優秀賞 田中 松江
70歳代部門 最優秀賞 田村 勝正
ハッピーファミリーコンクール
6歳部門 優秀賞 村松 賢・村松 奈津子 親子
12歳部門 優秀賞 相良 千明紀・相良 亜由子 親子
6月1日より9月30日までホワイトニングキャンペーンを行います。
ホーム・オフィス共に通常よりもお得なキャンペーン価格にてお試しいただけます。(自費治療になります)
初めての方も以前施術された方にも適用されますので、お考えの方はこの機会にぜひご利用くださいませ。