今年の夏はスーパー猛暑日が多くなると気象庁から発表されました。
スーパー猛暑日とは37℃を超える日のことで、熱中症の危険度が
増すそうです。その予報通り、毎日暑い日が続いていますが、
皆様、体調にはお変わりないでしょうか。
迷走する台風の動向も気にかかりますね。
暑い夏、充分な休養と水分補給で、健やかにお過ごしくださいね。
今回は歯周病のセルフチェックの方法をご紹介しようと思います。
ご自分のお口の中に着目して、是非チェックしてみてください。
・歯肉の色が赤い、もしくはどす黒い。
・歯と歯の間の歯肉が丸く腫れぼったい。
・歯肉が退縮して、歯と歯の間に隙間ができてきた。
・歯が長く伸びてきた。
・歯の表面を舌で触るとザラザラする。
・歯磨き時などに歯肉から出血しやすい。
・起床時に口が苦く、ネバネバして気持ち悪い。
・歯肉を押すと白い膿がにじみ出てくる。
・歯の動揺がある。
・歯の間に食べ物が挟まりやすい。
・上の前歯が出てきた。
・人から口臭があると言われる。
1つでも当てはまれば、歯周病が始まっている可能性が高いです。
一度検診を受けてみてはいかがでしょうか。
もちろん、1つも当てはまらなくても、歯周病予防、虫歯予防のため、
定期的な検診をお勧めしております。
参考文献 歯周病のチェックポイントと予防法
口腔ケアのABC
医歯薬出版 1990 ℙ168
歯科医師 相場奈緒美
8月の診療予定
8月11日(金)~17日(木) 夏季休暇
8月10日(木) 終日診療致します。
そろそろ梅雨も明け、本格的に夏を迎えようとしており、暑さが日ごとに増してまいりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
私は4月から歯科衛生士として働き始めた尾形由起と申します。
まだ福増歯科医院のスタッフとして至らないところばかりですが、
皆様に寄り添い身近に感じてもらえるよう頑張っていきたいと
思っておりますのでこれからどうぞよろしくお願い致します。
さて、皆様はやはり口臭というものは気になりますよね?
普段自分が気にしていなくても、自分以外の人に指摘を受けたと
来院される方もしばしばいらっしゃいます。
そこで今回は口臭についてお話したいと思います。
口臭の原因としては次のことが考えられます。
①口の中が原因
⑴一番考えられるのは歯周病です。
歯周病と口臭には高い相関性があることが知られています。
歯周ポケットは口の中の細菌の住みかになり、
最近の中でも酸素を必要としない
嫌気性菌は代謝の過程で硫化水素や
メチルメルカプタンを産生します。
これが口臭のもとになります。
⑵虫歯が原因
虫歯で空洞が出来て、食べ物が入り、
食べ物が腐敗して悪臭を放つ。
⑶歯磨き不良が原因
歯垢や食物残渣によるもの。
⑷口腔乾燥症
唾液が少ないと自浄作用が働かなくなり、
細菌が繁殖しやすい為。
⓶全身の病気が原因
・呼吸器系
・消化器系
・耳鼻咽喉系
⓷食餌性の口臭
ニラ・ニンニク・ネギなどの臭いの強いものを食べたり、
アルコールや喫煙によって
いったん体内に取り込まれた臭いのもとになる成分が、
胃の中で消化され、
血液を介して全身に循環し、
肺を経由して吐き出されるため
お口をきれいにしても臭うことがあります。
④生理的口臭
起床時や空腹時に臭うことがある。
女性の場合生理時やその前後のホルモンバランスの不調
により口臭を感じることがあります。
しかし通常このような臭いは時間の経過と
共に減少していきます。
このように、生理的口臭には日内変動がみられますが
口臭はゼロになることはありません。
私たち人間は生きている限り毎日食事をし、口の中ではさまざまな代謝が行われているので、無臭でいることはありえません。
ですから、あまり神経質になる必要はありませんが、前述のように病気によって発生する口臭には十分気を付けて下さい。
口臭が気になったら、まずはお口の中に原因がないか、健診を受けて確認してみてはいかがでしょうか?
7月の診療案内
7月20日は午前のみ診療いたします。
他 木曜・日曜・祭日は休診とさせていただきます。
今年もお口の健康維持・増進を図られている当院の患者様4組の方々が、
川崎市長や歯科医師会会長より表彰を受けました。
・歯っぴー家族コンクール
5.6歳児とその保護者ペア部門
最優秀市長賞 松本 弥生様 松本 涼菜様
11.12歳児とその保護者のペア部門
最優秀市長賞 葉 るり様 葉 心温様
初夏の候
鮮やかなつつじが咲き誇り、草木の青々とした香りに包まれた
すがすがしい季節は徐々に終わりを迎えております。
沖縄地方では梅雨入りし、こちらも間もなくその時期をむかえ、
多湿の蒸し暑い季節を迎えようとしています。
皆様、体調を崩されてないでしょうか?
6月といえば「6月4日のむし歯予防デー」
(歯と口の健康週間)を
思い浮かべるのでしょうか?
では、どうしてむし歯はできるのでしょうか?
まず、砂糖を食べるとお口の中にいる
常在菌は砂糖を材料として
ネバネバした物質を菌の周りにつくり、
これにより菌は歯の表面に付着して、
プラーク(歯こう)を作ります。
歯に付着した菌は
砂糖を分解して酸をつくり、
歯を溶かしてむし歯を作るのです。
むし歯を予防するには、
歯磨きで付着しているプラークを
除去するのが一番重要です。
プラークは歯に付着して8時間以降
急速に増殖します。
ですから出来る限り、
食後すぐに歯磨きをする、
また砂糖は摂取する量より、
頻度がむし歯の形成と進行に
大きく関わってきますので、
規則正しい食生活(間食はなるべく控える)
をする事で、むし歯が出来にくいお口の環境にしましょう。
熱中症対策といえども、
寝る前にポカリスエット等
お砂糖が入った経口補水液を飲んで、
歯を磨かずに寝たりするのは
危険ですので、お気を付け下さい!!
歯科医師 美里 美夏子
6月の診療予定
6月17日 土曜日 午後休診
その他 木曜・日曜休診日です。